子育て ときどき 自分のこと

娘2歳、私43歳。元旦那で娘のパパ43歳。最初で最後の子育て?頑張ってます。

スーパーからイートインスペースがなくなる!?

今朝、来年スーパーのイートインスペースがなくなるかもしれないというニュースを見ました。消費税増税と軽減税率導入の影響を受け、レジで税金8%を課税するか10%かの確認する煩雑さをなくすため、店内飲食禁止にするスーパーやコンビニが増えるのではないか、との内容でした。

 

子育てするようになって、スタバやミスドの代わりに私の大切なリフレッシュの場所となったスーパーのイートインスペース。
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買い物帰りに子どもをすべり台で遊ばせながら、パン屋さんで買った100円のアイスコーヒーを飲むのが休日の唯一の自分の時間と言っていいくらいです。

そして、仕事がちょっと早く終わった時。まだちょっといつものお迎えには早いかなぁと言う時の15分。保育園の近くのコンビニで飲むコーヒー。


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お迎えから始まる、買い物、夕飯、後片付け、そしてお風呂に寝かせ付けをしながら寝落ち、という怒涛の時間。それが始まる前に仕事モードから一旦自分をリセットできる場所。

これらがなくなってしまうかもしれないなんて。

私は絶対反対です。

 

スーパーのイートインスペースには、お菓子1つとジュース1本を買って、たくさんの参考書を持ち込んで勉強をしている学生たち、外食気分でスーパーのお弁当を食べている老夫婦、私のように子ども連れでオムツやたくさんの買い物袋に囲まれながらコーヒーを飲む主婦がたくさんいます。

図書館に行けばいい。家で食べればいい。家で飲めばいい。

たしかに。

でも、そうではなく、スーパーの片隅でそれをすることによって、まるで、学習塾に通っているかのように、レストランに行ったかのように、オシャレなカフェで休んでいるかのように、「ぜいたく」な気分になれる人たち、ちょっと元気になれる人たちがいるんです。

その人たちから、税金の計算が面倒だというだけで、その時間を奪わないでください。

その人たちはその場所がなくなったからといって、「ぜいたく」な場所には行きません。行き場がなくなるだけです。

 

私はもうすぐ子どもが大きくなり、スーパーではなく、ミスドでドーナツを食べたり、ファミレスに行くようになるかもしれません。

でも、スーパーやコンビニでほっとひと息つくことが必要な人たちはいなくなりません。

もし、「一億総活躍」を目指すのなら、そのひと息は絶対に必要なものだと思うのです。「ぜいたく」が難しい人たちが、見つけ出した大切な「ぜいたく」な時間を大切にする社会であってほしいと思うのです。