子育て ときどき 自分のこと

娘2歳、私43歳。元旦那で娘のパパ43歳。最初で最後の子育て?頑張ってます。

グローイングアップップ、名曲みいつけた!

子どもを産んでから骨盤、お腹周り、そして涙腺がすっかりゆるくなってしまった私。今朝はカーラジオから流れて来た曲「グローイングアップップ」を聞いて、出勤前にアイメイクがほとんど落ちてしまいました。

 

グローイングアップップ

作詞 宮藤官九郎 作曲 星野源


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NHKの子ども番組、「みいつけた!」に提供された曲。

食事用のイスが、大きくなってイスに座れなくなった男の子と、三輪車が、自転車を買った女の子と、さようならする歌。

名曲として既に有名だそうですが、恥ずかしながら、私は今日初めて聞きました。


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最近キミは重たくなったね、

(もっと一緒にいたくても)キミは小さくなれないし、僕は大きくなれない、

と歌うイス。

(大きくなったキミを乗せて)自分は遠くに行けないから、新しく買った自転車とおにいちゃんとお出かけしてね、

と歌う三輪車。

 

どんどん成長する子ども。

半年前まで子どもが着ていた服、履いていた靴、遊んでいたオモチャと、お別れする時に私が寂しい気持ちになるのは、それらと自分が重なるからかもしれません。

 

ずっと一緒にいたいけど、いつか取り残されてしまう。

きっと、あっと言う間に私の役目は終わってしまう。

覚悟はしているつもりでも、実際に役目を終えた物達を見ていると、やはりとても切ない気持ちになってしまいます。

 

だから、三輪車が言う、

“泣いたらヘンだよ

笑ってお別れさ”

という言葉はその時の私のための言葉でもある気がします。

 

いやー、クドカンは本当にすごい!

そして、星野源の曲も優しくて素敵です。

YouTubeでカバーしている方々の歌を聞くことができますし、レコちょくなどで有料配信もされています。あと今週はラジコでFMポート9/25の「モーニングゲート」AM7:40過ぎのエンタメフラッシュのコーナーで、聞くことができます。

よろしかったら聞いてみてください。

 

 



 

 

理想のママへの分岐点

昨日はスイミングスクールのベビーコース体験会に参加してきました。正確には、参加しに行って来ました。


1ヶ月前、体験会のチラシを見つけて、娘と楽しくプールに入る自分を想像し、ずっと楽しみにしていた私。予想通り生理2日目だったし、朝お金のことで元旦那さんとメールでケンカして、かなりテンションは下がっていたけれど、2人分の新調した水着を持って、「プール行っくよ〜♪」とご機嫌の娘と出かけました。

 

そう、こんな時こそ、娘と楽しく笑って過ごそう。


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ところが、娘の機嫌がよかったのはスイミングスクールの駐車場まで。初めての建物、10組以上の赤ちゃんとママにすっかり気後れして、

「プール、入らないの〜!」

「帰ります!帰りますー!」

と叫び続け、

スクールの先生に水着に着替える前から、

「今日は見学だけでもいかがですか?」

と聞かれる始末…(T_T)。

 

見学しに来たんじゃなくて、プールに入りに来たんです!

娘が水遊びではしゃぐ姿を楽しみに来たんです!

 

私はイライラしてきました。ただでさえ、今日はいろいろうまくいかないのに…

「ほら、みんな着替えてるよ!そんなこと言ってる子誰もいないよ!」

「いーやーだー!やなの!」

「やだじゃないでしょ!💢」

どんどん険悪になる私達に、来月の予定表を渡し、「普段のクラスに入って体験していただくこともできますので」と言って、いなくなってしまったスクールの先生。

他の親子はとっくにプールへ行ってしまい、私はこちらをにらむ娘と更衣室で2人ぼっち。泣きたくなりました。

私は娘と今日笑って過ごしたかったのに。ずっと楽しみにしていたのに。

 

とりあえず、見学だけでもしないと、ここまて来た意味がなくなってしまう。私は娘の手を引っ張って、見学デッキへの階段を上がりました。


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広々としたプール。ママの肩に頭を乗せ、水の上をゆらゆら揺れる赤ちゃん達。

本当なら私達も今頃は…どんどん気持ちが沈んでいきました(T_T)。

 

でも、娘は見学デッキのキッズコーナーで、人形にせっせとミルクをあげています。
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そんなの家でやればいいのに。

でも、

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1人でもくもくと人形のお世話をし続ける娘。きっと、いつもと違う私の様子をうかがいながら、娘は遊んでいるんでしょう。

 

そんな時こそ。

私が落ち込んで、娘も落ち込んでしまった時こそ。

私が変えなきゃ。気分を明るく。ハッピーに。

プールに入りたくないと言っただけで、娘は何も悪いことはしていない。私が期待しすぎて、私が勝手にがっかりしただけだ。

それだけで、2人でこんな時間を過ごす理由はない。

私「これからアピタ(ショッピングセンター)行く?」

娘「行こうか!行こうか!\(^o^)/」

あっと言う間に上機嫌復活、ニッコニコの娘。

2人でアピタでお昼ご飯を食べ、オモチャやさんで遊び…
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楽しい休日にすることができました。

うまくいかない時、イライラする時、気分が落ち込んだ時、目の前に現れる

私が理想とするママへの分岐点。

 

穏やかでいつでも明るいママ

子どもの気持ちを大切にするママ

 

今すぐなろうとしたら、どうやってなればいいのかわからないけれど、

もしかしたらうまくいかない時こそ、いやもっと言えば、うまくいかない時にだけ、理想のママになる分岐点は現れるのかもしれない。その時はチャンスなんだ。

そんなことを思いました。

 

 

 

 

 

 

絵本「ねんねこ」←ハッピーセット

今朝は娘と2人で朝マック

いつもはハッピーセットで「のりもの」シリーズのおもちゃを選ぶトーマス好きの娘。

でも今回のおもちゃはルパンレンジャーとプリキュアで、2歳の娘は

「(・・)…?」

という反応。

そこで、ママが初めて絵本を選んでみました。


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「ねんねこ」byザ・キャビンカンパニー

 

夜寝る時間。まだまだ遊んでいたいネコの女の子に、ママが、じゃあ夢の中で待ち合わせしようと誘うお話でした。

絵もストーリーも少し不思議な、そしてママの子どもに対する愛情を感じる絵本。



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寝る時間が過ぎているのに、新しいオモチャを出してくる娘にイライラしていた自分。

夢の中で遊ぼうよ、なんて、言葉をかけて娘を布団に誘えたら、とてもあたたかい気持ちで一緒に眠れそうです。

試し読みできるように置いてあるマクドナルドのお店が多いと思うので、ぜひご覧ください。おすすめです(о´∀`о)。

 



 

 

映画「おかあさんといっしょ」鑑賞→トーマス公開!!

娘と私、娘のパパ(元旦那さん)の3人で、映画「おかあさんといっしょ」を見て来ました。


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大人1800円✕2に、1歳以上有料のため、子ども分1000円のチケットも購入、そしてポップコーンも買って…となかなかの出費。

座席は2割弱埋まっていました。

そして、内容は…

あくまで個人的な感想ですが…

 

おかあさんといっしょ」は、TVで十分かな。

 

…というのが大前提で、

それでも、満島真之介はさすがだったし、アニメは絵がきれいだったし、休憩時間や記念撮影タイムがあるのはよかったし、おかあさんといっしょノートをもらえて、助かりました(娘がパンフレットを欲しがった時に、「もう持ってるよ」とノートを見せたらあっさり諦めました(笑))。

 

でも、すみません、

今回映画館での1番の収穫は、
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トーマスの映画が公開!🎊

になることのを知ったことです。

スクリーンにトーマスの顔が出た途端、

「(トーマス!!)」

と3人で(小声で)盛り上がってしまいました。

もう、そのままトーマスが始まってしまってもいいくらい(笑)。

 

私「(いつかね?)」

元旦那さん「(お正月くらい?)」

娘「トーマス見る!見る!」

宣伝の最後にスクリーンに“2019春”の文字。

「(来年の春か)」

「(これはマストだね)」

うん、と返事をしながら、ふと、

来年の春、半年後、娘はトーマスを今と同じように楽しんでくれるのかな

と思いました。

楽しんでほしいような、もっと違うことに夢中になっていてほしいような、それも寂しいような、不思議な感じ。

 

ただ一つ確かなことは、どんな映画でもいいから、娘がいくつになっても、娘と一緒に映画が観たい。笑ってポップコーンをつつきあっていたい。

母のひそかな夢の1つ。

そうだ、その夢が今叶っているじゃないか。

なんて幸せ。

私はとてもあたたかい気持ちで、娘が抱える大きなポップコーンのカップに手を伸ばしました。

 

 

「障害」←保育園入園申請

保育園に3組の見学者が来ました。

ピンクのスタイが似合う4月生まれの赤ちゃん。 ママの足にぴったりとくっついた2歳児の男の子 。そして、むくんだ大きな体をママに抱っこされた、まぶたの腫れた女の子。

くるくるとカールしたきれいな髪の毛と対照的に、鼻に刺さったチューブがとても痛々しく、女の子が重度の障害を持っていることが一目でわかります。 ママの横には、痰の吸引器具を入れた手提げ袋を持ったパパが立っていました。

 

「こんにちは。何歳ですか?」

私が聞くと、女の子はゆっくりと手を開くように親指と人差し指と中指を立てて、ちょっと笑ってくれました。開いたままのその小さな口から、ヨダレが流れます。ママはそれをガーゼでさっと押さえ、一本多いね、と笑って女の子の親指を折り曲げました。

2歳。

うちの娘と一緒。

 

見学が終わり、2組の親子が帰った後、障害のある女の子、ミクちゃんの家族が残りました。

口からは栄養が取れないこと、今まで大きな手術を3回して、また手術が今年ひかえていること等、ジャケットを来て、髪をきれいに整えたママがハキハキと説明してくれます。その間も、パパがひっきりなしにミクちゃんの痰の吸引をしています。

 

ゴボゴボ、スー

ゴボゴボ、スー

 

「入園申請させていただけるか、正直にお話を聞かせてください」

 

保育園からした話は、看護師の確保と、エレベーター等の設備面での対応が難しいため、ミクちゃんの受け入れはできない、という、本当に正直な話でした。そして、これまで重度の障害児の入園には比較的人材確保が容易な公立保育園が対応してきているので、ミクちゃんのことを市に相談してはどうかと提案をしました。私の勤めている保育園は、民間、いわゆる私立保育園なのです。

 

するとママが言いました 。

「市には相談しました。そして担当の人に、来年度は公立保育園ではミクちゃんのような子は受け入れられないので私立保育園をあたってくださいと言われたんです」

 

ゴボゴボ、スー

ゴボゴボ、スー

 

「 実際にミクを見ていただかないと、保育園さんに正しく判断していただけないと思いまして」

それで、20以上ある私立保育園をミクちゃんたちはまわっているのです。

 

 

受け入れてあげたい、と思いました。

エレベーターはまた後で考えることにして、とりあえず、看護師を採用すれば受け入れられるんじゃないか。

でも、そうすると、少なくとも3人、多くて6人、他の子どもたちを受け入れることができなくなります。

それに、募集をしてもうちの保育園の給料では看護師は来ません。

 

「お役に立てなくてすみません」

「いえ、お時間をいただき、ありがとうございました」

ミクちゃんとご両親は帰って行きました。

パパは最後まで一言も話しませんでした。 ただ黙ってママと保育園の話を聞きながら、ミクちゃんの吸引をしていました。

 

3人が帰ってから市の担当者にすぐ電話をしました。

 ミクちゃん一家が見学に来たこと、ここでは受け入れられず断ったこと。今までどおり、公立の保育園で対応してあげてほしいということ。

そして、最後に

「 田中さんはミクちゃんに会ったんですか?」

と聞きました。

「 会っていません」

怒りが込み上げてきました。

あのミクちゃんを見もせずに、会いもせずに、担当者は両親に言ったのです。

保育園を一つ一つあたれと。

その言葉どおり、一軒ずつ保育園にミクちゃんのことを説明をしてまわっているママ、その横で黙って吸引をしているパパ、おそらく一回の外出ごとにとても疲れているミクちゃんを今見ても、また同じことが言えるでしょうか。

 

どうか、ミクちゃんが入れる保育園が見つかりますように。

ミクちゃんの手術が成功しますように。

ミクちゃんとママとパパがいつも笑顔でいられますように。

そして、障害を抱えた子どもと家族が幸せに暮らすための「障害」に、社会と私達がならないように。

願います。

 

※今回は個人情報が書いてあるため、名前や状況など、実際と少し変えてあります。



 

 

 

 

 

 

同居してたらダメですか?٩(๑´0`๑)۶←入園申請書類配布

とある政令指定都市の保育園で事務をしている私。今週から入園申請書類の配布を始めました。

 

スタートダッシュの速いママたち。

早速書類をもらったら、まず勤務証明を会社にもらいに行って。 マイナンバーの書類をコピーして。

 

今日は

「求職中でも入れますか?」

と質問されました。

わかります。不安ですよね。でもすみません、入園は絶対評価ではなく相対評価なので答えられません。自分の点数が低くても周りの点数が低ければ入園できるし、高くても周りも高ければ入れないこともあります。

 

あれこれ不安なママたちに書類を配布しながら気になっている項目があります。

 

それは

“65歳未満の祖父母(無職)と同居している場合はマイナスポイント”

というもの。

 

大事なポイントなので、書類を配布する時私は必ず質問しています。

「おじいさんおばあさんと一緒に住んでいますか?65歳未満ですか?」

情報が早いママたち。 私がそういうと、だいたい、ああやっぱりね(同居してなくてよかった)、という顔になります 。

 

“同居してると保育園入りにくいらしいよ”

 

噂はその通り。

でもなぜそれをマイナスにするんだろうと私は思ってしまうんです。

 

60歳過ぎの男性が家で毎日1歳の孫の面倒をみれるのかな…パパでも無理なのに??

実際に面倒をみれる人がいないのに マイナスポイントになるなんて不思議です。

 

また同じ区内に祖父母が住んでいる場合 、同じ点数だったとき順位は下がります。 つまり遠方に祖父母がいる方が子どもは保育園に入りやすいのです。

 

「そんなの当たり前よー、いざという時おじいちゃんおばあちゃんに頼ればいいじゃない」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

市もそう思っているのでしょう。

でも。

熱が出た時に迎えに行ってもらう、 病気になった時1日見ていてもらう。確かにおじいちゃんおばあちゃんがいたらそれができます。

でも毎日仕事に行くので毎日預かってもらう。そんなことできるのか…うちだったら、できない。

 

 何かで差をつけなければ差がつかない。

それは事実です。

でもママが希望の保育園をあきらめる理由に祖父母を使うのは違うんじゃないかと思ってしまいます。

 

第1希望の保育園に入れなかった時に、

「ああ、おじいちゃんがいたからかな」

とママが思ってしまったり、

孫がなんとか保育園に入れた時に、おじいちゃんがほっとしたりする。

そんなのは、なんだか悲しい。

 

ただそのためには、家族の状況を点数化して競争したりせずに、みんなが好きな時に希望の保育園に入れる、結局そんな町にならないとダメなんだと思う。

私はそんな町の保育園で働きたいと、思います。
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スーパーでおねだり→母は開き直った(о´∀`о)!

「トーマス乗りに行こう!」

保育園からの帰り。後部座席から聞こえるいつもの声。スーパーでトーマスのショッピングカートに乗りたい娘。

「今日は買い物ないからおうち帰るよ」

「トーマス !」

「トーマス ぅ〜!٩(๑´0`๑)۶」

スーパーへハンドルを切る私…

今日も断われなくて、自己嫌悪。

 

 

そして
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目の前でトーマスのお菓子を漁る娘。

「おうちにそれあるよー、行くよー」

「ヤダ!パーシー、いる!」

「いらないよ」

「いるの!」

 

あの親子、いつも同じことやってるよー

結局母親、買ってあげちゃってるんだよねー

 

多分、周りに思われてる。

わかってます。もっと毅然としないとダメって。

「もう、ママ行くよ!」

…でも。

でも、娘、嬉しそうなんです。

何を買おうか、1個だけ、真剣に選んでいるんです。

 

だから今だけ。

周りの目を気にして娘を叱るような母にはならないと決めた。

開き直って楽しく一緒に選んじゃおう。

「これが、パーシー?」

「ヘンリー!」

「これ、かわいいね!」

「ねぇ、かーわいーよねぇ(о´∀`о)」

娘の笑顔。

こっちの方が断然楽しいね。

断然幸せだね。

断れないママから、断らないママになってみようかな。